Frame Relay Monitor 【WB-2006】
フレームリレー回線のプロトコル解析モニタ

Frame Relay Monitorは、T1のフレームリレー回線に接続し、回線上に流れるデータを表示する事が可能です。
パソコンとFrame Relay MonitorをLANケーブルで接続し、操作はパソコンで行います。
指定DLCIのみをキャプチャーしたり指定条件でフィルタリングする事も可能です。
添付のターミナルソフト「frpm」を使用すると、レイヤー3までの情報を日本語に翻訳して表示します。
- フレームリレー回線の新設や端末設定時にデータをモニタし、回線や端末設置の正常性がチェックできます。
- フレームリレー回線、関連端末のトラブル発生時の解析に。
トラブルの原因が切り分けられますので、メーカーや通信事業社等へ的確な情報が伝わり、迅速な対応が期待できます。 - 出張先での調査のお供に。Frame Relay Monitorはコンパクト設計ですから持ち運びに便利です。ターミナルソフトがインストールされているノートパソコンと電源があれば、 容易にモニタを開始することができます。
接続例

上図の実線ように、端末またはDSUに分岐コネクタを設け、Frame Relay MonitorのRJコネクタの1つに接続するか、点線のようにFrame Relay Monitorを中継して接続することもできます。
Frame Relay Monitorはハイインピーダンス接続でモニタを行いますので、本来の通信に影響がありません。
また、中継して接続した場合、Frame Relay Monitorの電源が切れてもスルーとなり通信は確保されます。
添付ソフトのご案内
Frame Relay Monitorにはプロトコルを解析するためのソフトウェア「frpm」が添付されています。
このソフトでは、Frame Relay MonitorをGUI感覚で制御できるとともに、メイン画面ではプロトコルをリアルタイムで表示します。また、詳細表示画面ではレイヤー3までの情報を日本語に翻訳し表示します。
Specifications
インタフェース | T1フレームリレー回線 1回線(T点) |
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チャンネルモニタ | 装置背面にあるLANポートより指定チャンネルメッセージを送出し、パソコンのターミナルソフトで表示 |
制御 | 接続したパソコンのターミナルソフトからコマンドを送出することで本装置を制御 |
外形寸法 | 幅110mm × 奥行170mm × 高さ35mm (突起物含まず) |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
製品構成 | 本体、電源アダプタ、8芯モジュラストレートケーブル :2m、8芯モジュラ分岐アダプタ、取扱説明書、「frpm」セットアップCD、「frpm」取扱説明書 |